歯ブラシだけでは足りない!?おすすめの清掃補助具!!

2015年6月12日

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普段歯磨きは歯ブラシと歯磨き粉でと言う方は多いのではないでしょうか?
実はそれだけでは汚れは落としきれていません。

お口の中に歯は通常28本、親知らずを含めると32本あります。それらが上下に馬蹄形に並んでいますが、歯ブラシが当たるのは歯の裏と表、そしてかみ合わせる面(咬合面)が限界で、実に歯の表面積の80%になります。
残りの20%は歯と歯の間(隣接面)になりますが、ここにも細菌は潜んでいます。
また歯の表面積もお口全体の面積の内の25%になっています。お口の中の細菌は口臭だけではなく、虫歯や歯周病の原因になります。
そこで今回は歯ブラシ以外のお勧めの補助具についてご紹介します。

基本はフロス!

歯と歯の間のお掃除の基本はフロスです。使い方にコツがいるものの、どんな隙間にも入ります。歯肉が健康で歯と歯の間に隙間のない方はフロスを使用しましょう。

フロスの使い方
1.ケースから人差し指と親指で糸をつまんで引き出し、肘くらいまでの長さで切ります。
2.糸の両端を左右の手の中指に巻きつけ中指と中指の間が15cmほどになるようにします。
*このとき左右どちらでもいいので片方が多くなるように巻きつけます
3.人差し指で糸をピンと張り、間が1.5cmくらいになるように持ち準備完了です
4.歯と歯の間にゆっくりと入れて歯の根元から先に向けて歯に沿わせて引き上げます
5.中指に長く巻いた方から糸を繰り出し、反対の中指に巻き取り常に清潔な糸で清掃します

どうしてフロスなの?糸ようじじゃだめですか?
そんな質問もよく受けますが、使えるならフロスが良いです。
糸ようじの場合はスティックの先に糸が固定されていますが、1本で全ての隣接面をお掃除しようとすると、一度使用して汚れた糸をまた他のところに差し込まなくてはなりません。いくら水ですすいだとしても全ての細菌が取れることはありません。
また、糸がはまり込んで抜けなくなったときに無理に抜こうとすると歯肉を傷つけたり、詰め物やかぶせものが取れてしまう恐れがあります。
フロスの場合は常にきれいな糸でお掃除ができるのと、はまり込んだときも片方の手を放せばするっと抜けるので、無理やり取ることもありません。
ただ、フロスをうまく扱えないと言う場合は糸ようじをこまめに交換しながらご利用ください。

状態によっては歯間ブラシ!!

歯と歯の間に隙間がある場合は歯間ブラシがお勧めです。中にワイヤーが通ってますので、片手で簡単にお掃除できます。また、隙間に歯間ブラシを差し込んで軽くこするだけですので、比較的使用しやすいです。
ただ、使用するにあたっていくつか注意が必要です。

1.無理やり差し込まない
中にワイヤーが通っているため、無理に差し込むと歯肉を傷つけます。隙間の大きさに合わせて歯間ブラシの太さは変えるのが重要です。どの大きさがいいか判らないときは医院で歯科医師や歯科衛生士に聞いてみましょう。

2.こまめに交換する
歯と歯の間にある歯肉は通常見える歯肉よりもやわらかく傷つきやすいです。ワイヤーが曲がっていたり毛が古くなっていると怪我の原因にもなりますので使用前に歯間ブラシの状態をしっかりチェックしましょう。

3.力を入れない
力を入れてごしごしこするとワイヤーと擦れて歯が削れたり、知覚過敏の原因にもなります。力を抜いてやさしく5往復くらいにしておきましょう。

歯の間のケアはどのタイミング?

歯磨きごとにフロスなどをする必要はありません。1日1回で十分です。
寝る前の歯磨きのときにしていただくことをお勧めします。

フロスや歯間ブラシ以外におすすめのケアは?

・タフトブラシ
・キシリトールのガム&タブレット

タフトブラシとは?
歯ブラシに近いですが、毛の束が1つしかなく、鉛筆の削った先のような形をしているのが特徴です。
歯ブラシのように歯を磨くものですが、細かいところもしっかり磨けるので奥歯の奥や親知らずの周囲、歯並びが悪いところをお掃除するのにもってこいです!

キシリトールのガム&タブレット
そもそもキシリトールって何だろう?と思っている方も多いと思いますので、キシリトールについて簡単にご説明します。

キシリトールは甘味炭水化物の一種で自然界にもともと存在しています。野菜や果物などにも含まれていますが、ガムやタブレットなどに含まれるものは白樺などの木の構成成分から加工されたものになります。
「キシリトールは虫歯を予防する」と聞くことも多いかと思います。虫歯は細菌が糖分を餌にして増えていくときに発生する酸が原因になりますが、実はキシリトールは細菌が餌にすることができないのです。そのため虫歯の原因の酸も作られにくく、細菌自身も栄養が取れないため増殖できないのです。
また、その甘味から唾液の産生を促し、唾液による再石灰化を促進する働きがあります。

キシリトールの上手な選び方・使い方
なるべくお口の中に長くキシリトールがとどまっていること、また他の糖類が含まれないのが理想的です。
ですので、シュガーレス、できればキシリトール100%のものを選んで使用していただくことをおすすめします。
※キシリトール100%は歯科専売になりますのでご注意ください

1日のうちに数回利用するのが良いため、毎回の歯磨き後の総仕上げとしてご利用いただくと良いでしょう。
また、細菌の増殖を抑えますので、寝る前にもご利用いただくとさらに効果アップです。
お召し上がり方としては、粒ガムであれば1回に2粒ほどを、唾液を飲み込まないように5分ほどかみましょう。

歯磨き後や寝る前で効果があるの?
酸を産生させないなら食後すぐに食べた方がいいんじゃない?と言う声も聞こえてきそうですが、まずはお口の中の細菌が増える前に、餌になる食べかすなどを洗い流すことが先になります。
歯磨きをすることである程度物理的に菌や菌のえさになるものを排除し、それでも残っている菌の対策としてキシリトールをご利用ください。


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