気になる歯茎の色

2015年6月16日

cherry

歯の色がきれいになると気になってくるのはその周囲の歯茎の色。
職業柄、TVを見ていてもついつい目が口元に行ってしまいますが、結構歯茎の黒い芸能人の方が多いと感じます。

歯はホワイトニングなどの処置が世間的にも知られてきましたが、歯茎の色についてはあまり知られていないようで、かなりいろんなご質問を受けます。
そのため今回は歯茎の黒ずみについてお話しようと思います。

黒ずみの原因

歯茎の黒ずみの原因はずばり2つです。
1つはタバコや口呼吸による歯茎への刺激から引き起こされるメラニン沈着
もう1つはかぶせ物などの金属によるメタルタトゥー

原因と対処法

まず「メラニン沈着」ですが、皮膚などは通常過度の刺激が慢性的に加わると、刺激から守るためにメラニンをたくさん産生します。日焼けなどをしたときに肌の色が黒くなるのもこのためです。
この働きはメラニン産生細胞があればどこでも起きるのですが、歯茎にもこのメラニン産生細胞は存在しています。

タバコや口呼吸による乾燥、過度なブラッシングによる機械的刺激など、さまざまなものが要因となりメラニンをたくさん産生させてしまうのです。
対処法としては、まずは原因となっていることをやめるのが重要です。禁煙や慢性鼻炎を治療したり、ブラッシング指導を受けるなどです。
ただ、こちらはこれ以上メラニンを産生させないということです。

すでに産生され歯肉内にたまっているものについては、歯肉のピーリングで対応できます。
薬剤やレーザーなどで歯茎の表面を軽く火傷させ、歯肉を一層かさぶたの様にして新しいピンク色の歯肉を作らせるという方法です。

もうひとつの「メタルタトゥー」については、差し歯などの金属を使用した治療あとに見られるものです。神経の治療のあとに歯の中に金属の土台を立ててかぶせ物をするのですが、かぶせ物を作るために土台を削り整えて型をとります。このときに出た金属の細かい破片が歯肉に入り込み酸化した事で黒くなったり、かぶせ物の裏打ちに使用している金属などが唾液によりイオン溶出し青黒く変色したりします。
金属が原因なので金属の入ってないもので土台やかぶせ物をすることで予防できますが、一度変色した歯肉を完全に元に戻すのは難しいです。金属を使用しないものに交換したり、レーザーや外科的処置である程度回復できますが、よく見ると周囲と少し違う色になることが多いようです。

どちらの方法もどこの医院でもできると言うわけではないのでやってくれる医院を探すところからはじめなければなりません。
また保険の治療ではないため、医院によってお値段もさまざまです。

気になったらまずはかかりつけの医院に相談し、必要であれば大学病院や審美などを専門に行っている医院を紹介してもらいましょう。
これからかぶせ物をする予定の方はせめて前歯は保険外での治療がお勧めです。



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