虫歯になりやすい人となりにくい人の違い

2015年6月26日

mushiba

「すごく気をつけて磨いているのに虫歯になる!」
「磨かなくても虫歯にならない人がいるのはどうして??」
と、疑問に思う方は多いと思います。
実は虫歯はさまざまな要因が重なることでできてくるものなので、ポイントさえ抑えればぐんとリスクは下げられます。

そもそもどうして虫歯になるのか?
虫歯になるにはある条件が必要になります。
その条件とは・・・

  • 歯(歯自体が存在していることやその質)
  • 糖類
  • 虫歯の原因菌の存在
  • 時間の経過

の4つです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
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■歯
そもそも歯が存在していないと虫歯にはなりません。また虫歯菌の出す酸に対してどれだけ抵抗力があるかも重要です。
酸に対しての抵抗を上げるにはフッ素などを利用し歯を溶けにくくする、唾液の分泌を促し(良く噛む、味覚を刺激するなど)できた酸を洗い流すようにすると良いでしょう。

■糖類
糖類、特に砂糖は虫歯原因菌の食べ物です。原因菌が糖類を摂取、代謝の結果酸が作られ、その酸が歯を溶かします。
酸を産生させないためにも、不要な糖類の摂取を控える、おやつは原因菌が代謝できない代用甘味料(キシリトールなど)を使用したものにする、ジュースは飲んだ後に口をゆすぐ等という事で対策できます。

■虫歯菌
虫歯菌の存在がないと虫歯は発生しないのですが、この菌は元からお口に居たわけでなく、幼いころに原因菌に感染しお口の中に定着したものになります。
お口の中の常在菌叢は生後すぐに定着を始め、成長や歯の萌出などによって変化してきます。
生活習慣によっても大きな変化がありますが、虫歯の原因菌は3歳ごろまでに感染するとそのままお口の中に定着してしまうのです。

お子様に感染させないためには・・・

  • 大人の使用した箸やスプーンなどで食べさせない(回し飲みも控える)
  • お子様へのキスもNG
  • 大皿などからの取り分けも専用の箸やスプーンを用意する
  • 家族全員定期的に歯科医院でクリーニングを行い、口の中の絶対的な菌数を減らす

などの対策が重要です。
残念ながら原因菌に感染してしまったという方は、原因菌だけ除菌するというのは不可能です。
定期的に歯科医院での検診とクリーニングを行い、お口の中をしっかり管理することで対応していきましょう。

■時間の経過
歯や糖類、原因菌がそろったからといってすぐに虫歯になるわけではありません。
その状態が長く続くことによって虫歯は発生します。
時間への対策としては・・・

  • 食べたらすぐ歯を磨く習慣をつける
  • 間食は日に何度もとるのではなく、なるべく少ない回数にまとめる
  • 長時間口に留まるような食べ物を避ける

ということをやってみましょう。

歯・糖類・原因菌・時間の経過。
全てが揃わないと虫歯にはならないため、虫歯になりにくい人は自然に対策できていると思われます。
自分が虫歯になりやすいと思っている方は普段の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか?


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