これって虫歯!?冷たいものがしみる!!

2015年7月21日

ice

梅雨も明け、いよいよ夏本番!アイスなどの冷たいものがほしくなる季節ですね。
ところで皆さんは冷たいものを躊躇なく食べられますか??
普段生活している中で自信を持って食べられる人はあまり多くはないのではないでしょうか?
斯く言う私もかじって食べるようなアイスキャンディーは苦手です。

冷たいものがしみる(知覚過敏)=虫歯ととらえる方も多く、いろいろご相談を受けますが、虫歯でなくても冷たいものがしみることはあります

今回はなぜ冷たいものがしみるのか、〈虫歯ではないもの〉をまとめてみました。

1.歯ぎしりによる歯の磨り減り(咬耗)
歯ぎしりをしすぎると歯が磨り減り、歯が小さくなってきます。
通常硬い組織で覆われている神経との距離が近くなる分、冷たいものをしみると感じやすくなってしまいます。

2.歯と歯茎の境付近の歯の削れ(楔状欠損)
歯ぎしりや過度な歯磨きにより歯茎近くの歯がえぐれるように削れてくることがあります。
こちらも神経との距離が近くなるため冷たいものがしみるように感じられるようになります。

3.元々の歯質が薄い
女性の前歯に多いのですが、元々の歯の構造自体が華奢で、前歯の先端のほうが透けている方がいらっしゃいます。
この場合、歯が削れていなくても冷たいものなどの刺激を神経がとらえやすいため、前歯で冷たいものをかじるとしみることがあります。

4.歯のひび割れ
歯ぎしりや食いしばりなど過度な外力によって歯にひびが入ることがあります。
ひびの大きさにより冷たいものの刺激が伝わりやすくなるためしみることがあります。
エナメル質内のひびで留まっていれば経過観察ということになりますが、歯自体が割れてしまっている場合は最悪歯を抜かなければならない事に・・・。

歯ぎしりしてるかも・・・・

歯ぎしりや食いしばりなどの影響が大きいものである場合は、まずその歯ぎしりを何とかしなくてはなりません。
歯ぎしり自体をなくすことは原因もさまざまあるためかなり難しいですが、これ以上歯が削れたり割れたりしないよう、マウスピース(ナイトガード)を作成することはできます。

削れてしまっている部分は!?

歯と歯茎の境が削れてしまっている場合(楔状欠損)は、そこに樹脂の詰め物(CR充填)をすることで刺激の伝わりを遮断し、しみにくくすることは可能です。
ただ歯ぎしりや過度なブラッシングを続けているとつめた物も取れやすいため、詰め物をするだけではなく、歯が削れた原因に対する対応も必要になります。
歯が磨り減っている部分(咬耗)に関しては、噛み合せの影響もあるためかなり難しい処置になり、歯科医師としては安易に手を出したくないというのが本音です。
そのため、しみやすい部分にしみ止めの薬剤を塗って、マウスピースを作成するにとどまることが多いです。

歯が薄いみたい・・・

私もこのタイプですが、この場合は何か異常があるわけではないため、積極的な処置はありません
冷たいものは舐め食べるようなソフトクリームや、スプーンですくって食べるものにしましょう。

さまざまな原因があり、なかなかご自身では対応しにくい知覚過敏。
原因がわからないと不安に思うこともありますが、まずは気軽に歯科医院で相談してみましょう。



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