知ってほしい!「歯の寿命」と「健康寿命」

2015年9月2日

150902_gori

世界一の長寿国である日本。
女性は87歳、男性は80歳と男女差はあるものの、昨年に続き首位をキープしています。
ただこちらは〈平均寿命〉ですが、〈健康寿命〉というものをご存知でしょうか?
健康寿命とは「介護を受けたり寝たきりになったりせずに、自立した日常生活を送ることのできる期間」というものです。

健康寿命と平均寿命には差があり、男性では最期の約9年、女性では約13年もの間、要介護や寝たきりの状態という統計結果が出ています。(厚生労働省 平成26年簡易生命表より)
「そんなに長い間!?」と驚かれる方や「自分にはまだまだ関係ない話」という方もいらっしゃると思いますが、できれば最期まで健康でいたいですよね。
この健康寿命、早めの自己管理で延ばすことができます。

健康寿命延長のポイントは「歯」!

実は、歯が残っていて(または入れ歯によって)噛みあわせがしっかりしている人とそうでない人では痴呆の発症や転倒するリスクに大きな違いがあり、要介護状態になる危険性は残っている歯が多いほど少なくなっています。
健康でいるためには自分の歯でしっかりかんでおいしく食べることが最善ともいえます。

歯を失う原因は?

歯を失う原因は、虫歯・歯周病・破折(歯が折れること)の3つが主です。
どんな年代でも虫歯や破折での歯の喪失はありますが、40代から急に歯周病による喪失数が多くなるのが特徴です。

「歯の寿命」はどれくらい??

若いうちから歯のケアができていれば、一生ご自身の歯で食事することはできます。
「歯科治療することによりどのくらい歯の寿命が短くなるのか?」という質問をよく受けますが、その後のケアがどの程度できているのか、治療にいたるまでの疾患がどの程度進行していたのかによっても変わる事が多く、一概には言えません。
ただ、歯は再生することがなく、削ると元に戻らないことから、虫歯や歯周病にかからずに治療せずに済んでいる歯と比べると短くなることは確実です。

最期まで健康でいるために

〈虫歯〉では穴が空いたり、痛みが出るといった自覚症状があるので比較的わかりやすいですが、〈歯周病〉は気付かないうちに進行し、あっという間に歯がなくなるという病気です。

どちらも一度なってしまうと元に戻すことはできないものです。定期的に歯科医院で見てもらい、予防と早期発見・早期治療が大切になります。

面倒くさい、歯科医院が怖い、時間がない・・・みなさん様々な背景があるかとは思いますが、ご自身のため、周りの家族のためにもぜひ定期健診は行って下さいね。


関連記事

Top