プラーク(歯垢)とは?

2015年10月20日

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歯磨き粉などのCMで「プラーク」という言葉をよく耳にしませんか?〈良くないもの〉のイメージはあると思いますが、実際何なのかはご存知でしょうか?
今回は、皆さんなんとなくで認識していたであろう「プラーク」についてお話したいと思います。

いつの間にかできているプラーク

「食べ物のカス」と思っている方も多いようですが、プラークと食べカスは全く別のものです。
食べカスは〈食物残渣(しょくもつざんさ)〉と言われ、単純に噛み砕いた食べ物が歯と歯の間などに残ったものです。

それに対し、プラークはお口の中にいる菌が歯の表面に付着し増殖したもので、簡単に言うと〈細菌の塊〉です。
肉眼では見えない細菌が目に見えるほどになるので、おびただしい数の細菌の塊であることは想像できると思います。
1mgのプラーク内には1億個もの細菌が存在するとも言われています。

簡単にはとれない!プラーク

食べカスであればうがいや爪楊枝などで簡単に取れると思いますが、プラークはそういうわけには行きません。

細菌は、生きていくため・増殖するために歯の表面にしっかりとくっついていたり、簡単に破壊されないようにバリアのようなものを張っていたりします。
お薬のみでプラークを除去することは不可能で、物理的に除去(歯ブラシやフロスなどでの清掃)するしかないのです。
歯磨き粉が細菌をやっつけているように思われている方も多いようですが、歯磨き粉やデンタルリンスはあくまでも補助。歯ブラシなどで擦り落とさないと基本的には取れません。

お口の中は温かく、水分も豊富。また、飲食物の糖分も存在したりで細菌にとってはまさに天国!ですが、増殖すると細菌の出す酸や毒素によって虫歯や歯周病になったり、口臭の原因となります。

歯科医院での歯磨き指導などは、つい聞き流してしまっているかもしれませんが、実はそこが一番重要で最大の予防なのです。
なんとなく磨いていたり、歯磨きを面倒に思っていた方、一度ご自身の歯磨きを見直してみてはいかがでしょうか?


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