放っておくと大変!?歯ぎしりの話

2016年1月13日

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皆さんはご家族から「歯ぎしりしてたよ」と指摘された事はありますか?
「もしかしてしてるかも?」「してるかどうかわからない・・・」という方もいらっしゃると思います。
今回は、歯ぎしりしているかどうか・何か対策が必要な歯ぎしりなのかなどについてお話していきたいと思います。

そもそも歯ぎしりってどんなもの??

あごを左右に動かし歯をすり合せたり、ぎゅっと食いしばったり、こういったものは総称してブラキシズム〈口腔内悪習癖〉と呼ばれます。

睡眠中に良く見られるのは、

・ギリギリと歯をすり合わせる歯ぎしり(グラインディング)
・カチカチと上下の歯を細かくかみ合わせる(タッピング)
・ぎゅーっとかみ込む食いしばり(クレンチング)

このうち音がするものはグラインディングとタッピングです。
音がしないからといってブラキシズムが無いという事は言えないのです。
また、こういった歯ぎしりなどは様々な精神的・肉体的ストレスからの防御反応としての生理的な現象で、ほとんどの方に見られます。
歯ぎしりしているからだめ!という事ではなく、ある限度を超えると様々な弊害が引き起こされるのです。

歯ぎしりなどによってどんな事が起こるのか

・歯が異常に磨り減る
・折れる
・噛んだら痛い

上記のような歯に直接出てくる症状の他、顎関節症・偏頭痛・肩こり・睡眠障害・自律神経失調症など、身体全体に関わることも起こってきます。

歯ぎしりしてる???

歯ぎしりなどをしているかどうかわからない・・・という方のために、ご自身で歯ぎしりしているか確認するための項目を簡単にまとめてみました。

  • 歯の先が磨り減り平らになり、断面に中の象牙質が見えている
  • 歯の表面にひびが入っている
  • 歯と歯茎の境目の部分の歯が削れてへこんでいる
  • 下あごや上あごの内側にぼこぼことした硬い膨らみがある
  • 朝起きたときにあごがだるく感じる事がある
  • 朝、頬の内側に歯の跡がくっきりついている

いくつ当てはまりましたか?当てはまる数が多いほど、強く歯ぎしりなどをしている傾向にあります。
冷たいものがしみる、噛む時にあごが痛い、歯の一部が欠けたという方はお早目の歯科受診をおすすめします。

歯ぎしりの原因とは?

よくストレスが原因とされますが、それだけではないと考えられています。
ストレス以外の歯ぎしりの原因は、

1.かみ合わせの悪さ
2.喫煙・飲酒・カフェイン摂取
3.逆流性食道炎

などがあげられます。

高さのあっていないかぶせ物や詰め物があったり、歯が抜けてしまって放置している、親知らずが生えてきているなどから、あごの筋肉の左右のバランスが崩れ、ブラキシズムの発生につながります。
〈飲酒・喫煙・カフェイン摂取〉に関しては関連があるだろうと言われていますが、その詳細はまだ報告されていません。
また、〈逆流性食道炎〉に関しては、胃酸を抑える薬を処方したところ歯ぎしりが軽減されたという報告があります。

お子様の歯ぎしり

赤ちゃんや小学生などのお子様にも歯ぎしりはあります。

初めて見たお母様は「この子に何かストレスが・・・!?」とショックを受けられた方もいると思いますが、心配する必要はありません。
赤ちゃんの場合は乳歯が生え始めると、“吸う”から“噛む”と言う動作の練習を始めます。
この練習で、安定して噛めるあごの位置を調整していたり、あごや筋肉を鍛えているので、治す必要はありません。

また小学生くらいのお子様の場合、乳歯から永久歯に生え変わります。
あごも大きく成長し、歯と歯の隙間も大きくなりますが、歯ぎしりによって噛みあわせを調整しているのです。
生え変わりの時期の歯ぎしりも成長の一環としてとらえてください。
ただし、完全に永久歯に生え変わった後でも歯ぎしりが続き、歯が磨り減るようであれば歯科医院の受診をおすすめします。

一度削れてしまったりかけてしまった歯は、もう元には戻りません。
「たかが歯ぎしり」と侮らず、気になる症状がある方は早めに歯科医院にご相談くださいね。



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