ホントに怖い!?ドライマウスのお話

2016年1月18日

160118

ドライマウスって聞いた事はありますか?
文字通りお口が乾燥する症状をさしてます。
以前は高齢者に見られる症状として挙げられるものでしたが、最近では若者にも増えてきているようです。
今回はこのドライマウスについてお話していきたいと思います。

そもそもドライマウスって??

お口の中の《乾燥感》が3ヶ月以上続いている状態です。お水を飲んだら改善できる一時的な乾燥ではありません。
唾液の量が減り、お口が乾燥することによって口臭や虫歯の原因になったり、舌の痛みや味覚障害など様々な事が起こってきます。

ドライマウスかも??

ドライマウスの乾燥感以外の自覚症状としては以下のようなものがあります。

  • 舌が痛い
  • 水分の少ない食べ物(ビスケットなど)が食べにくい
  • 夜間にお口の乾燥から目が覚めてしまう
  • 味を感じにくくなった/味がおかしい
  • 会話しにくくなった
  • 虫歯が増えた

唾液にはお口の中を洗浄・抗菌したり、粘膜の保護・修復、消化の働きがあるため、唾液が少なくなる事で様々な弊害が出てきます。

唾液が少なくなる原因は?

唾液の量が少なくなる原因としては、大きく以下の2つに分かれます。
〈水分が少ない〉か〈唾液が出にくい〉かになります。

水分が少ない場合(脱水状態)
糖尿病や腎不全などにより全身の水分量自体が少なくなっていたり、口呼吸により唾液が蒸発してしまうというものです。
唾液が出にくい場合(分泌量の減少)
唾液を作る組織(唾液腺)の病気や更年期障害、脳出血などの神経の障害による筋麻痺、柔らかいものばかりを食べる事による筋力低下、喫煙による血行不良、薬の副作用、自己免疫疾患(Sjogren症候群)など。
様々な原因がありますが、単独の原因で起こることもあれば、複数の原因が絡み合い出てくる事もあります。

たかが唾液、されど唾液!

口が渇くだけだと思っている方も多いと思いますが、侮ってはいけません。
口臭や虫歯・歯周病以外にも、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、*誤嚥性肺炎を引き起こす事もあります。
*日本の死因第3位は「肺炎」です

またドライマウスで検査をしたら糖尿病や自己免疫疾患だった!という事もあります。
大きな病気の一症状として現れる事もありますので、「ドライマウスかも・・・」という方はお早目の歯科受診をおすすめいたします。

若年者のドライマウス!?

高齢者の症状としてとらえられやすいドライマウスですが、最近その若年化がよく報告されます。
その原因としては、以下のようなことが考えられます。

  • 柔らかいもの中心の食生活による口周りの筋力低下
  • 口呼吸
  • ストレス

食品の加工技術の向上に伴い〈噛む回数〉は少なくなってきました。また忙しい現代人は食事の時間もかなり短くなっていることもあり、“噛む”筋力が低下しています。
唾液腺は周囲の筋肉によって唾液を排出します。
噛む回数や筋力の低下、会話が少ないなど口を動かさなくなると唾液自体の分泌量も低下していきます。
さらに口周りの筋力の低下により口が閉じにくく、口呼吸にもなりがちです。
せっかく分泌された唾液も口での呼吸により蒸発してしまうのです。

また、ストレスによっても唾液の分泌量は少なくなっていきます。
唾液腺は自律神経によってコントロールされていますが、副交感神経が働くと比較的量の多いさらさらとした唾液が分泌されます。
一方交感神経が働くと量が少なめで、ねばねばとした唾液が分泌されます。
ストレスなどがある状態では交感神経が優位になるため、お口の中が乾きやすいのです。

自分でできる!ドライマウス予防・対策!

日常生活の中でできる予防・対策

  • 口の中を清潔に保つ
  • 良く噛み(一口30回目標)、食事に時間をかける
  • 噛み応えのある食べ物や酸味のある食べ物を積極的にとる
  • 水分を良く摂る
  • 耳の前やあごの下を良くマッサージする(唾液腺マッサージ)
  • 口呼吸をやめる
  • 早口言葉やテンポの早い歌を歌う
  • リラックスする

などなど・・・。
様々な方法がありますので、是非ためしてみてください!

また、明らかな原因となる病気やお薬の服用がある場合はかかりつけの医師に相談するのも良いでしょう。



Fatal error: Call to undefined function wp_related_posts() in /home/museewhite/musee-white.com/public_html/column/wp-content/themes/musee-white/single.php on line 38